モロッコ暮らしの大変な事・5選

モロッコ暮らしって想像できない、暮らしてみたいけど色々大変な気がする、現実に暮らす予定なので具体的な事を知りたい…半分は私の愚痴と化してますが、ご参考までに…

まずは、どのような形態で暮らすかによってもかなり状況が異なります。旅行短期ビザ、駐在やビジネスとして、結婚して子どもなし、子どもあり、これがひとつステージが上がると全く別の問題や大変さ・ストレスが加わりますが、ざっと全体的に言えることをピックアップしてみましょう。

害虫

アリにゴキブリに蚊にネズミ、ありとあらゆる害虫と共存…いや、共存を避ける戦いが繰り広げられます。アリ・ゴキブリは夏場だけですが、見慣れて驚きもしないレベルで出現。今年も薬をかなり撒いたのですが、何度掃除してもキリなくキッチンがアリまみれになりました…一階で猫がいると猫の餌でアリが防げない、猫がいないとネズミが現れる…悩ましい我が家です。

いくらオシャレを装ってもアフリカですから、害虫との付き合いは避けて通れません。地域や住居の場所によっても程度は変わりますが…うちはすべて揃ってます!砂漠に近くなったり集落になると更にサソリの危険性も(マラケシュで出たこともあります)。それに比べたらゴキブリだと刺されないし…と諦め半分です。

食べ物

モロッコ料理

モロッコに暮らす事とアジア圏、アメリカ、ヨーロッパに暮らす事の大きな違いは食品だと思います!大都市ではアジア食材も増えてはいますが、圧倒的に品は少なく値段は高いです。アジアや欧米在住者の納豆が高くて…という悩みが羨ましい!

モロッコ料理は最初は美味しく感じても、モロッコ人の様に金曜のクスクス以外は毎日タジンとはいきません。和食にならずとも、モロッコの食材でストレスなく美味しく食べる技術が必要になります。これが若い時の数年ならいいんですが、十数年になり歳を重ねると年々辛くなってきます。料理が好きで餃子の皮やウスターソース、豆腐も自分で作りたい!という人には良い環境かも…

シノワと言われる

暮らさずとも旅行で来ても、シノワ(中国)シヌウィ(中国人)と言われることは避けられません。間違えられるだけならいいけどすれ違いざまにからかわれる等、嫌な気持ちになることの方が多く、私がモロッコに居る17年前の協力隊時代から現在に至るまで、日本人の悩みの種でしばしば話題になります。仮に中国の方だとしても気分を害すと思います。

これについては非常に残念ですが、説教したところでモロッコ人を変えることはできません。私はスカーフを巻くようになってほぼ全く言われなくなりました。つまり一神教ですらない訳の分からない多神教という認識が根源にあるのだと思います。それが証拠に欧米・アフリカ人には一切言いません。

因みに旅行者がモロッコでだけスカーフを巻く必要はありません。郷に入れば郷に従えというのは日本特有の考えで、一神教徒は何処へ行っても自分の宗教・信条に従うのを是としています。

対処法としては変化球だけど、自分が中国エンタメにハマったことで中国に対する偏見が無くなり、それ以前のように混同されても嫌な気持ちにならなくなった、むしろ「ニイハオ!」と言われちょっと喜んでる自分を発見したのは面白かったですw息子達も小さなころからシノワシノワと騒がれて、それが一つのストレスであったけど、私が毎日中国ドラマを朝から晩まで見るようになって、『シノワ=シノワじゃない、言われたくない』から『シノワ=母が熱中する趣味』に置き換わって、一緒に中国語を言ってみたりとポジティブな変化があったのは、この趣味の大きな副産物でした!

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モロッコ人を変えることはできないと書きましたが、ここ数年、ネトフリで韓国ドラマが連日モロッコTOP10にランクインしていることや、BTSの顔がプリントされたリュックを背負っている女子を見たりすると、アジアへの見る目が変わっていくのではという期待も感じます。やっぱりエンタメの力はすごいです。

役所関係

モロッコ市役所

モロッコ役所

とにかくスムーズにいかない役所関係。必要書類によって煩雑度は色々ですが、日本のような丁寧な説明も確実な仕事も一切期待できません。役所だけでなく銀行なども似たり寄ったり…基本ディレクターが不在なので、ディレクターのサインを貰うために半日~数日待つなどザラです。モロッコではディレクターとは好きな時に出社して出社してもコーヒー飲みに勤務時間にカフェに行き放題の役職なのです…ね。

軽く住むのに必要なのは賃貸契約書でしょうか。これくらいならいいけど結婚書類はスタンプラリーだし、その後の滞在許可証取得のハードルが高く煩雑なのも有名です。ビジネスを始めようとすると、更にわけのわからない書類の世界へ入っていかねばなりません。私がモロッコに暮らすと当初JICA職員の方に言った時、モロッコって気付かずに穴が開いていてモロッコ人でも落ちる。それが分かってる人と一緒になればいいけどね…と言っていたのを思い出します。

因みにその後の結果ですが、夫は穴を避ける能力はなく、落ちることを気にしない人でした…

5個目の大変なことは…

その他の大変な事は何だろう…言葉や人間関係?近所付き合い?何事も計画通りに進まない事?

子どもがいれば間違いなく教育問題が入り、大きな病気やケガになれば医療が問題に。私は一年前から隣に越してきた隣人の騒音に本当に悩まされていますが、5個目は状況によってありとあらゆる事が悩ましくなると記載しておきましょう!(言葉に不自由しない、便利で快適な日本にいる今、振り返ってみれば何もかも大変だったような気がしてきました…)

そんなモロッコに長く暮らすコツは…

  • 自分の打ち込める事を見つける(旅行でも仕事でも趣味でも子育てでも)
  • モロッコ人ペースに合わせ細かい計画を立てない
  • 頑張らない(周りも誰も頑張らないので…)

日本と比べないということは言わずもがな。更にある程度の諦めも必要でしょう…

フォローと言っては何ですが、モロッコ暮らしの面白い所、良い所もそのうち書けたらと思います!

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コメント

  1. 高石研治 より:

    いつも楽しく読ませていただいています 3月までタンジェに滞在していました ビジネス始めるつもりで法人登記したり銀行口座開設したりして試行錯誤してたのですが、結局銀行が信頼できなくて撤退しました モロッコの新鮮な食材の数々とても懐かしく思います
    今は東南アジアの国でなんの問題もなく仕事させてもらっています

    • foukarifoukari より:

      コメントありがとうございます。それはお疲れ様でした…!私もモロッコ銀行には、手数料取られるだけでいい事ないなと感じます。東南アジアの方がきっとビジネスも生活もしやすいですよね。

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