モロッコ暮らしの良い所・5選

モロッコのネガティブ情報が多くなりつつある当ブログ(-“-;) モロッコが好き、モロッコに行ってみたい住んでみたいとお考えの皆様、お待たせしました!モロッコ暮らしの良い所を今こそ書いてみようと思います。

生きる力が養われる

日本に居れば言葉に不自由しないし、一言も話さなくても物を買い便利に生活することができますが、モロッコでは何か言わねば水も買えません。タクシーに乗る時もお客側が挨拶して乗り込みます。サービスを提供する側と受ける側の境界線はなし。人と人のコミュニケーションがあらゆる場面で必要となります。

お金を出しても相応のサービスが受けられるとは限らないので、自分の工夫や対応力が試され生活力が付きます。鶏肉を買うのも目の前で生きた鶏を処理されるので、自分でよく洗い下処理してから料理する…衣食住がとてもシンプルだからこそ、日本の生活の大変さとは種類の違う大変さがあります。これってネガティブ要素では?と思われるかもしれませんが、人間が生きていくって本来こういうことだった、というような日本で鈍化していた部分が蘇るような感覚になるのです。キャンプに例えると分かりやすいかも!逆に言えば不便な生活は苦痛でしかないという方にはモロッコはお勧めできません…

生々しい肉の塊は看板替わり

ゆっくり流れる時間を堪能

モロッコと日本、同じ24時間のはずなのに、どうしてこんなに時間の感覚が違うのか。街の暮らしだと休日は昼近くに起きて12時ごろ遅い朝食、16時ごろ昼食、18時におやつ、22時に軽めの晩御飯というスローペース。便利な時短家電が無いのに何故かあり余る時間…大人も皆昼寝します!分刻みの日本のスケジュールから解放されぼーっとする時間を堪能して下さい!

モロッコ雑貨がリーズナブルに楽しめる

日本ではなかなかお値段が張るモロッコ雑貨…モロッコならば輸送料や関税が無い状態なのでリーズナブルに好きな雑貨・インテリアが楽しめます。憧れのリヤドのようなインテリアに暮らすのも夢ではありません。服も家具もオーダーメイドが主流なので自分で生地や素材を買って好きなデザインでオーダーできるという楽しさも。

子連れに優しい

モロッコ中が小さな子どもに優しいです!日本では幼児を連れて公共交通機関に乗るのは親は少なからずプレッシャーを感じます。モロッコでは小さな子どもがいると皆優しくて、道が歩きやすい!店に入りやすい!色んな所でお菓子を貰ったりおまけをしてもらったり、皆が可愛がってくれます。息子達が幼少の頃はとても子育てしやすい国だなと思いました。日本では子育てしやすいか否かは教育費などお金の話ばかりになりますが、モロッコでは子どもを産んでも何の手当もありません。国から何も貰えません!育児の便利グッズも質の良いおもちゃもオムツも無かった…それでも子育てしやすい国だと感じる事ができました。不思議ですねぇ。

良い教育があるかどうかはまた別の話なので、その辺りは難しいですが…!

生産性や自己責任とは?

日本独特の生産性や自己責任という言葉。

社会の役に立たねばならない、世間や人に迷惑をかけてはならない、責任を全うせねば、出来ないのは自分が悪い…過度のプレッシャーで心も体も壊してしまう…そんな事が多く聞かれる日本から見れば別の惑星くらいにそんなものは誰も気にしません!良くも悪くもみんな自己中心的だし利己的。そして自己肯定感が高い…

日本では社会の役立たずと判を押されてしまいそうな人達も堂々と生きている!仕事もしないで毎日ぶらぶらしてどうしてそんなに自信満々なの…?(^^;)不思議だ…

そういう人が珍しくないなんてのもあるかもしれませんが、根底にあるのは宗教でしょうか。人の生死、その人の運命、すべては神が定めた事なので今自分がこういう状態で生きているのは神の意思であり、それを受け入れるのが人間の務め。最終的にすべての責任は自分にないという『自己責任』から遠く離れて『神責任』と思ってる節が…そうでなければやっていけない貧富の差や自分の努力でどうにもならない現実ももちろんあるのですが…

自分にも甘いけど、その分他人も責めない。そこがモロッコの良い所かなぁとしみじみ思います。自己責任や他者を叩く昨今の風潮に疲れた皆様、モロッコの良い意味でのいい加減さを味わってみましょう。気分が軽くなりますよー

モロッコ暮らしの大変な事・5選
モロッコ暮らしって想像できない、暮らしてみたいけど色々大変な気がする、現実に暮らす予定なので具体的な事を知りたい…半分は私の愚痴と化してますが、ご参考までに… まずは、どのような形態で暮らすかによってもかなり状況が異なります。旅行短期ビザ、...

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