モロッコ地震支援活動ご報告

モロッコ・アルハウズ地震から一月近くが経過しています。近頃はメディアで報道されることも少なくなりましたが、様々な支援が現地で続いており、AtelierFOUKARIでは9月の売上の一部を現地で活動している複数の機関に預けることにしました。

その中で、就学支援を行っている和田さんの活動が新聞ニュースになりましたのでご紹介します。

日本人女性がSNSで寄付600万円集め支援 モロッコ地震、報道少ない山間部で (産経新聞) - Yahoo!ニュース
北アフリカ・モロッコで9月8日に発生し、3千人以上が犠牲となった地震からまもなく1カ月。中部の都市ワルザザートでホテルを経営する日本人、和田麻弥さん(49)は11人が死亡した山間部地区の支援に取り組

地震直後から食料などがモロッコ各地から山岳部へ届けられ、物資の支援は現地の若者が率先して行っている現状を見て、日本からの支援金はより持続的な使い方をした方が良いと、山岳部の子ども達のスクールバス費、教科書代に充てる事になったそうです。

学校経費を援助してもらえる事、私もモロッコで毎年の教科書代に戦々恐々だった経験がありますから、親として経済的にもそして精神的にも、とても助かる事が良く分かります。しかもちょうど新学期が始まり、教科書を揃えるタイミングだったんですよね。この支援については、誰からも不平不満が出ない完ぺきな支援方法だと現地行政からも太鼓判を押されたそうです!

お買い物していただいた皆様、この場を借りて厚くお礼申し上げます。

購入された教科書

和田さんだけでなく、直接知っているマラケシュ在住の日本人女性達が何人も似たような支援活動を個人で行っていて、本当に頼もしく尊敬する思いです。国単位の支援が届かない所を民間の草の根で行っていく。マラケシュ付近では初めての大地震。未だ怖くて夜眠れない人も多いと聞きます。モロッコとの持続的な関わり方を私も探っていきたいです。

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