ガザとモロッコと進撃の巨人


先月モロッコで地震が起こり、倒壊した家屋の下敷きで3000人近くが亡くなりました。その後モロッコ各地や世界から支援の手が差し伸べられ、食料、衣類が大量にアトラスの山奥へ運び込まれたのを目にしたばかり。今年だけでも複数の地震が中東地域で続き、その復興もままならない最中、殺す為にわざわざ建物を破壊し、殺す為に兵糧攻めにしている状況が今起きているのを、ただ傍観することしかできないのか…

私がガザといつも連想してしまうのは『進撃の巨人』です。

まるでガザの様に壁の中に人間が暮らしていて、そこで生まれた少年エレンは「なぜ壁の外に出たいの?」という問いに、こう叫びます。

「それは…俺が、この世に生まれたからだ!!!」

自由を求めるのは理屈ではないですよね。進撃の巨人には、ユダヤ人を連想させる星の腕章を付けて収容所に暮らす人々や民族浄化思想が色濃く登場します。母親を殺された復讐心から物語は始まり、エレンは仲間の生存権の為に自ら破壊者となって残酷な世界を滅ぼそうとする。最終章はこの秋放送されるアニメで見たくて、ラストはざっくり内容を知っている程度ですが、結局どれだけすごい兵器で敵を破壊しても憎悪が増すばかりで解決にならない。仲間の側が阻止するしかないというのが、今回のハマス・イスラエル戦争でより印象的になりました。しかし現在の両者は頭に血が上っていてそんなものは期待できそうにないので、どちらの側にも付かない力のある第3者が必要ではないでしょうか…(それが無いから困る…)

ちなみに進撃の巨人はアラブ世界でも人気で、私がモロッコで通った歯医者の若い女医さんも日本アニメファンで、特に進撃の巨人が好きと言っていました。

そのモロッコでは先週大規模なデモが首都で行われ、今までに見たことがない数の群衆が街を埋めて抗議していました。モロッコは近年イスラエルと国交正常化に進んだ国でもありますが、民衆の心情はこれを見れば一目瞭然です。

各国でこの規模のデモが起きています。

最後にchange.orgオンライン署名をご紹介します。署名期間11月6日まで。

イスラエル・パレスチナでの「無差別攻撃の即時停止」と「医療の保護」、「人道性の回復」を/国境なき医師団 

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