【築37年実家リフォーム②】昭和住宅を白くしてモロッコインテリアに変身!

祖父母の家のセルフリフォーム第2弾。前回は片付けと試しにやってみた小さなスペースをレポートしました。今回は本丸のリビングダイニング。壁紙一面のペンキ塗りから照明まで。昭和の祖父母宅はモロッコインテリアに模様替えできるのでしょうか!?
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ベース・壁のペンキ塗り

先ずはベースの壁ペンキ塗りから。
長年の汚れや色ムラが酷いので、生成りだと汚れた壁紙の色に見えてしまう気がして、真っ白を選びました。ペンキは壁紙用の水性を使用。匂いがあまりしないのが良いです。前回同様、ダサく見える原因と言われる木枠も白に塗ります。
ここまで汚れていると躊躇いなく塗る事ができます!
数日かけ順番に全体を塗っていきました。所々どうしてもムラができてしまいましたが、真っ白になり部屋が一気に明るくなりました。モロッコインテリアと言えば白壁。昭和の家も白く塗ればこんなにオシャレに変身できるんだ!と驚きです。

昭和の収納扉をどうにかする

悩ましいのは昭和感満載の薄黄色の収納扉。リメイクシートを張ってオシャレな色に模様替えしているDIY動画が多く、最初はリメイクシートを検討しましたが、錆びた金具が取れず扉が外せないのでペンキで塗ってみる事に…
白くしてみたらイメージが沸いて、連なる扉が連なるイスラムアーチとリンクし、大好きなアーチを描いてみることにしました。(↓アーチへの熱意は前回の記事をどうぞ…)
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ブラウンを薄めたベージュで中を塗ったり、やっぱり白に塗り直したり、手書きアーチで手作り感が出過ぎたので、リメイクシートをカットしてやり直したり、色々試しながら試行錯誤。一先ず満足して終わったものの、今後のインテリアによってまた変えるかもしれません。

照明とモロッコランタン

リフォーム最初に変更したのはシーリングライトでした。昭和の傘タイプのシェードが付いていたのですが、いつの間にか日本で流行っていた複数灯せて方向も自在に動かせるタイプを選んでみました。ゴールドのモロッコランタンや卓上シェードがあるので、それらを飾ることを念頭にブラック×真鍮ゴールドのデザインを購入。シェードを変えるだけで一気にモダンになりました。
その後、天窓を利用してプランターを吊るしたいと思いましたが、数年間で溜まった破損ランタンが沢山あるので自分で使う事に…すべて日本への配送時にガラスにヒビが入ってしまった物です。3つ同じ形のランタンを試しに飾ってみたら想像以上の可愛さ!
更にずっと店に残っていた売れ残りベルベルバスケットも、シェードと同じブラック×ゴールドだったのでこちらも自分で使う事に…プランターを入れたり蓋はハンギングバスケットにして吊るしてみたら、こちらも想像以上に可愛かったです。モロッコには水受け一体型の鉢など無いし、土が砂っぽいので、インスタなどでベルベルバスケットが鉢入れとしてお洒落に使われているのを見ながらも、モロッコでその使い方はハードルが高かったんですよね…
買付ながらも用途がないのでは?と思った商品、日本の住宅に使う事で色んな発見があり、モロッコ雑貨ってやっぱり可愛いんだなぁと見直す思いですw
ペンキ代は3000円程度、はけ等入れても5000円以内で壁を塗り替える事ができました!壁が真っさらになるとそこに置く雑貨も映えます。これからもう少しグリーンを増やし、使わない食器棚や台所(キッチンというより完全に台所)をどうにかしていこうと思います。
秋に日本にいるのは10年ぶり、お正月を日本で越すのは15、6年ぶりです。日本の寒さがどの程度なのかもう忘れてしまったけど、寒い季節を乗り切る為に、リフォームした場所に祖父母のこたつや電気カーペットを引っ張り出し準備しています。紅葉も寒さの中入る温泉も、雪も…楽しみな日本の秋冬です。

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