【築37年実家リフォーム④】30年前の椅子、美しいモロッコ生地で張り替え

ある物で豊かに暮らすのを目標に、祖父母の古い家をセルフリフォームして来ました。久しぶりの今回は椅子の張り替えDIYです。正直買った方が手っ取り早い椅子ですが、その前に家具は捨てるのが大変!手元にインテリア用モロッコ生地が沢山あるので、それを活かして張り替えに挑戦しました。

材料決め

30年以上経過しクッションがぺしゃんこの椅子。生地も汚く別クッションを上から敷いても座り心地が悪く、ずっとどうにかしたいと思っていました。まずはyoutubeで張り替えをリサーチ。中のスポンジに何を使えばよいか調べ、早速注文してみました。

①チップフォームウレタン

②低反発ウレタンフォーム

スポンジだけなのに…結構高い!2つで一万越え…でも座り心地は椅子の命!ここで妥協したくないし、6脚以上作れる事を考えればお得なはずです。
お次は椅子の顔、楽しい生地選びです。手持ちのモロッコベロアの中から実際に部屋に生地を置いてみて、椅子の色と他のインテリアに合う生地を選びました。
椅子骨組みは赤みのあるブラウン、他の家具もブラウンが多いのでブラウンなら間違いなし。でもちょっと冒険して白×グリーンも欲しい。一先ずこの2種類に決定。

解体

材料が揃ったら、いざ古い椅子の解体です!早速ネジを外そうとひっくり返すと、ネジがすべて錆びて固く固まっていました!まさか外せない?スポンジ買うより先に解体できるか確かめるべきだった…!一瞬焦ったものの、何とか台座は外せました。
しかし30年の汚れと埃が溜まった生地とスポンジを剥がすのは思った以上に大変で、布を留めているタッカー(布用ホチキス)の針が数十個あるのですが、すべて錆びていて、針を取るだけで手が2,3日痛くなるほどの重労働…!一脚作って力尽き、しばらく次に手が出せませんでした。後でプロでもすべての針は抜けないから放置すると知り、2脚目からは古い針を取るのは諦めました。

生地張り

スポンジを台座型にカットし、ボンドで2枚貼り付け、生地でカバーします。生地はスポンジの厚みが加わるので大きめに用意するのがポイントです。大柄の場合は、柄の位置中心に柄合わせするかどうかで大きく印象が変わります。
このベロア生地はフェイクレザーと違い、必ず裏に生地を被せないとなりません。でも生地でカバーすると今度は椅子に留めるネジが回らなくなる!結局穴状にピンポイントでカットしてネジを通しました。裏は出来るだけ薄手生地がお勧め。不織布ならカット要らずでネジが回るかも…

完成…!

始めたことを後悔する大仕事になってしまいましたが、何とか子どもと自分用の3脚は終わりました。子ども用は汚れが目立たたないブラウンです。小学生の次男に合わせ、一つはスポンジを倍入れ座高を高くしました。
元は昭和の食卓テーブルと椅子。前回テーブルのリフォームでオフィス机にしましたが、ここで3人並んでそれぞれ黙々と宿題や仕事をするのが私の幸せ時間です。今回ようやく椅子がオシャレに生まれ変わり、座り心地の良い椅子になったので、今まで以上にしっかり勉強してくれればと思います😊
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