モロッコ現地校から日本の公立学校へ、昨年2学期から転入した息子達。一ヶ月後、半年後と状況を書いてきましたが、一年以上が経過した現在どうなったのか。そしてアラビア語、フランス語はまだ覚えているのか…現状を書いてみました。
小5次男
学校行事やイベントが多く、スポーツ環境が整っている日本で、水を得た魚の様に生き生きしている次男。
最近は自らの意思で地元ミニバスチームに入り、週4練習をみっちりする生活に…こんなに熱心に練習があるとは!(親も大変;)でもやりたい事に全力で取り組むって本当に大事だと思うので、応援したいです。
学力では国語の文章力はやっぱり弱いのですが、特に困っている事は無く家庭でのフォローも特になし。その分、アラビア語と仏語は本人が復習などする気がない為、遠く彼方へ行ってしまいました。そもそも仏語より何故か英語が得意。外国語に慣れているという面ではモロッコの多言語教育も決して無駄ではなかったと思っています。
中2長男
小4程度の国語力だった長男は一年前厳しいスタートから始まりました。国語以外でも、小5の分数も出来ない状態から公文に一年通い、今は学校の授業より先の内容をやっていて、数学を得意科目にすることができました!
但し国語がやはり苦手で、出来る教科と出来ない教科の差が開き過ぎています。できる英語と数学をキープしつつ、理科・社会・国語をどうしていくのか、そもそも将来何がしたくてどんな高校へ行くのか。5教科を平均に持って行って凡庸な普通科に行くなら、出来る所をより伸ばした方が良いのではと個人的には思いますが、地方で選択肢も限られてるし、本人がおっとりのんびりしているのでまだ何とも…
アラビア語・仏語に関しては、さすがに小6まで勉強したので定着しているようです。アラビア語が失うと勿体ない特技である事も自覚出来ていて、復習する気もある様。語学に関しては二人ともモロッコで培った多言語を英語に転嫁できているのは良かったです。
二年目の日本
昨年日本の学校へ通い始めた頃は、上手く学校に馴染めるだろうか、勉強について行けるだろうかと不安が大きかったのですが、日本の先生達のお蔭もあり(モロッコと比べ圧倒的に優しいらしい)色々悩みつつもスムーズにやって来れたと思います。日本の生活に息子達は本当に満足していて、こんなに田舎なのにスポーツ環境が良く、車で少し行けばブックオフはあるしミスドもファミレスもマックも焼肉も寿司屋もある!という幸せを噛締めていますね…私も毎朝納豆と鮭と明太子と味噌汁でふっくらモチモチご飯が食べられる幸せを噛締めています…!日本に胃袋掴まれて、一年以上経った今も外国へ行きたいとは思いません!
なんだかモロッコに申し訳ない…好きだったのに…(-“-)
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